掲載：THE FIRST TIMES

■宮世琉弥、出身地・宮城県に凱旋！「ただいまという気持ちがすごく大きいです」 3月28日、映画『恋わずらいのエリー』の大ヒット御礼舞台挨拶が開催された。 【画像】イベントの様子（写真全11枚） この日は、宮世琉弥の出身地・宮城県での舞台挨拶を行ったのち、原 菜乃華の出身地・東京へ移動。ふたりそれぞれの地元へ凱旋して、W主演作のヒットの喜びと感謝の思いを伝えた。 午前中に宮世の出身地・宮城県で凱旋舞台挨拶を行ったのち、午後には原の出身地・東京で大ヒット御礼舞台挨拶を行ったふたり。 宮城の舞台挨拶で、宮世は「ただいまという気持ちがすごく大きいです」、原は「本日は来ていただいて“まんずどうもね”（どうもありがとう）」と仙台弁でかわいく挨拶。 “宮城から世界へ”という想いを込めて“宮世”という名で活動する宮世琉弥。地元への想いが強い宮世は「ここまで来る道のりも、自分がいつも通ってきた道のりだったので“帰って来たな”という感じがあります。まさか自分が今、役者として舞台に立たせていただいてびっくりしています」と初主演作を提げての凱旋舞台挨拶に、喜びを噛み締めた。 イベントには、仙台・宮城観光PRキャラクター「むずび丸」登場。映画を観て、話題になっている“ジャージキス”のシーンにキュンキュンしたと映画の感想をジェスチャーで伝えるむすび丸を相手に、宮世がジャージキスシーンを再現。宮世とむすび丸の見事な実演に「このシーンをそのまま映画にはめ込めばいいと思います！」と原も大絶賛、大盛り上がりのなか宮城での舞台挨拶は幕を閉じた。 続いて、東京に戻ってきた宮世と原は新宿ピカデリー1での大ヒット御礼舞台挨拶に、三木康一郎監督とともに参加。 宮世と原が客席通路から登場すると、観客からは驚きいっぱいの黄色い歓声があがり、ふたりは大ヒットを支えてくれた観客へ感謝の気持ちを込めてサインボールをプレゼント。 テニスが得意なオミくんを演じた宮世はテニスラケット、卓球を頑張るエリーを演じた原は、卓球ラケットでそれぞれサインボールを客席に飛ばし、うれしいしいサプライズに観客の興奮はさらにヒートアップ。スマートにサインボールを打っていく宮世に、客席からは悲鳴にも似た歓声が上がった。 イベント前に会場の2階席で上映を観ていたという3人。原は「なかなか2階席だと皆さんの顔が見れなかったんですけど」、宮世は「この辺（客席前方）は見えてた！」など、もっと近くで客席の反応を見ていたかったと感想を語った。 宮城凱旋舞台挨拶について、宮世が「宮城で舞台挨拶をしたい気持ちがあったので、まさか実現できると思っていなかったので本当にうれしかったです」と笑顔を見せると、原は原「宮世さんがお土産を買ってくれました！」と、宮城でのエピソードを披露した。 SNSでは「軽く100回は観たい!」「全シーンがキュンキュンしてやばい！　心臓に悪い」など多くの反響を読んでいる本作。周囲の反響について宮世は「いろんな方が観てくださっていて、そんないろいろな感想を見て、ありがたいなと思っています」と感謝。 舞台挨拶をするうえで、本作を見直してきたというふたり。宮世は「1回観ただけでは気づかないところに気づいたり、撮影中の思い出が蘇ってきた」、原は「撮影初日は本当に緊張していたことを思い出しました」と、それぞれ感想を伝えた。 また、ジャージキスや「俺に愛される覚悟ある？」といったセリフが全国に胸キュン旋風を巻き起こしていることについて、宮世は「台本を開くと同時に、原作の漫画を開きながらセリフを覚えました。ジャージ越しのキスなど、細かく原作に忠実に、オミくんとエリーが現実に出てきたらこんな感じかな、と思いながら撮影に臨みました」と語り、特に「原作で描かれた、オミくんが恥ずかしくなるときに口が波うって見える表情を再現するのが難しかった」と、原作の画までも表現しようと努力したことを明かした。 恋愛映画初主演の原は「ひとつの目標でもあったので、うれしかったです。表情豊かな女の子だったので、漫画を見返しながら、オミくんとエリーの照れ顔がひたすらキュンキュンさせてくれるので、変顔の練習もしながら現場に向かっていました」と撮影当時を振り返った。 そんなふたりについて、三木監督は「この作品をどう作ろうかと思った時に、このふたりに出会って、もっと面白くできそうだと思った。キラキララブストーリー一辺倒ではない面白い部分を想像できた」と、賛辞を送った。 ここでサプライズとして、原作者の藤もも先生から、監督とW主演を見事に演じ切ったふたりへサプライズで手紙が到着し、読み上げられた。 手紙のなかで藤もも先生は、メガホンを取った三木監督へ映画化への感謝を伝え、エリーを演じた原へはかわいらしい表情を称賛。さらに、オミくんを演じた宮世には、演技のみならず撮影現場で垣間見たその人柄をも絶賛。まさかのサプライズに、宮世は「超うれしかったです。感動しました」と喜びを隠せない様子。 原は「原作者の先生にそう言っていただけて、うれしすぎて、いま有頂天です！」と感激を露わにした。 そして最後に、原が「オミくんにたくさんキュンキュンしていただいて、エリーの妄想にたくさん笑ってください。人に好きという純粋な想いをぶつけることの尊さを感じる作品だと思いますので、たくさん見てもらえたらうれしいです」、宮世は「本作に対する皆さんの感想をよく見ているので、それを知ったうえで、また皆さんの前で舞台挨拶ができるのは超うれしかったです！　これからも『恋わずらいのエリー』をいろんな方に観ていただけたらと思います！」とメッセージを送り、イベントを締めくくった。 映画情報 『恋わずらいのエリー』 大ヒット公開中 原作：藤もも『恋わずらいのエリー』（講談社『デザートKC』刊） 出演：宮世琉弥　原菜乃華（W主演） 西村拓哉　白宮みずほ　藤本洸大・綱啓永 小関裕太 監督：三木康一郎 脚本：おかざきさとこ 主題歌：NiziU「SWEET NONFICTION」 配給：松竹株式会社 (C)2024「恋わずらいのエリー」製作委員会 (C)藤もも/講談社