初のシード権を獲得して喜ぶ川崎総合科学ナイン＝藤沢八部

　県高校野球春季大会（県高野連主催、神奈川新聞社など後援）は１３日、３回戦１６試合を８会場で行い、勝ち上がった１６校が夏の神奈川大会のシード権を獲得した。　 【写真で見る】鎌倉学園－市ケ尾：８回鎌倉学園１死満塁。多田のスクイズバントが決まり三走面本が勝ち越しの生還 　川崎総合科学が、津波古尚丸（３年）の２点本塁打などで神奈川大付を下し、創部初のシード権をつかんだ。横浜清陵は昨秋の県大会ベスト８の横浜創学館を破った。 　鎌倉学園は市ケ尾に競り勝った。公立の好チーム対決となった県相模原―金沢は県相模原が制し、８大会ぶりのシード権を得た。三浦学苑は、延長十回タイブレークの末に星槎国際湘南に勝利。東海大相模、慶応、横浜、桐光学園はそれぞれコールド勝ちを収めた。 　４回戦は、２０日にサーティーフォー保土ケ谷球場など４会場で８試合が行われる。