殺人の罪で追起訴 高齢の男性を山中に遺棄事件【長野】
佐久市で男性を車ではねた後、山中に遺棄したとして1月にひき逃げの罪で起訴されていた男について、長野地検は殺人の罪で追起訴しました。 殺人の罪で追起訴されたのは佐久市の会社員の男(32)です。 起訴状などによりますと去年12月、佐久市の市道を横断していた中沢秋雄さん(当時85歳)を車ではねてけがをさせました。 また、医師による適切な治療を受けさせなければ死に至るかもしれないと認識しながら、山中などに放置し、多発性外傷及び低体温症により死亡させたとされます。 被告の男は1月、ひき逃げと過失運転致傷の罪で起訴されていました。 また、長野地検は保護責任者遺棄の疑いで任意で捜査を進めていましたが、殺人罪での追起訴に踏み切りました。 長野地検は被告の認否を明らかにしていません。