試合終盤に逆転し、3勝目を挙げたセルティックス[写真]＝Getty Images

　5月26日（現地時間25日）、「NBAプレーオフ2024」カンファレンス・ファイナルが開催され、イーストではボストン・セルティックス（東第1シード）が敵地でインディアナ・ペイサーズ（東第6シード）との第3戦に臨んだ。 【動画】チームをけん引し続けたエース　テイタムのハイライト！ 　ホームで2連勝を飾ったセルティックスは、第1クォーターからジェイソン・テイタムが15得点と躍動する。しかし、エースのタイリース・ハリバートンが左ハムストリングの負傷で欠場したペイサーズを、パスカル・シアカムやマイルズ・ターナーがけん引。セルティックスは32－31と接戦で最初の12分間を終えた。 　続く第2クォーター、ペイサーズのアンドリュー・ネムハードに次々とシュートを決められ、17得点を奪われる。さらに、ベンチ出場のTJ・マッコネルにも活躍を許し、57－69と大きく突き放されて試合を折り返した。 　第3クォーターで81－90と1ケタ点差に詰めたセルティックスだが、第4クォーターでもなかなかペイサーズを捉えることができない。それでも、終盤にジェイレン・ブラウンが力強いダンクを決めると、テイタムとアル・ホーフォードは3ポイントをヒット。さらに、試合残り39秒にドリュー・ホリデーがバスケットカウントのレイアップを沈めて逆転に成功すると、最後はホリデーが渾身のスティールで勝負を決め、セルティックスが114－111で勝利を収めた。 　無敗の3連勝でファイナル進出へ王手をかけたセルティックスは、テイタムが36得点10リバウンド8アシスト、ブラウンが24得点、ホーフォードが23得点3ブロック、ホリデーが14得点9リバウンド3スティール、デリック・ホワイトが13得点7アシスト4ブロックと活躍した。 　一方、エース不在ながら善戦したペイサーズは、ネムハードが32得点9アシスト、マッコネルが23得点9リバウンド6アシスト、ターナーが22得点10リバウンド、シアカムが22得点6アシストと奮闘した。 ■試合結果 インディアナ・ペイサーズ 111－114 ボストン・セルティックス IND｜31｜38｜21｜21｜＝111 BOS｜32｜25｜24｜33｜＝114