2023年度 上半期・新車販売台数ランキング【乗用車・小型車】トップ5に新型車が3車種ランクイン!
一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)の発表する統計データより、2023年4~9月における車名別新車販売台数(軽自動車を除く)をまとめた。新型コロナウイルス感染症や半導体不足の影響により、減少していた総販売台数は前年比122.7%と回復基調。車名別でみると、「トヨタ・ヤリス」が昨年上半期に続いて4年連続トップとなった。 【画像】トップ50の車種を一覧表でチェック!
2023年度上期の新車販売台数は前年比122%の大幅増
2023年4~6月における新車売台数(軽自動車を除く)は、普通乗用車と小型乗用車の合計が124万2377台(前年比122.7%)と、大幅に増加した。 車種別にみると乗用車が82万9650台(前年比133.2%)、小型車が41万2727台(前年比106.1%)とどちらも増加。乗用車の方がより伸び率が大きかった。 昨年度上期の新車販売台数は、新型コロナウイルス感染症やロシアによるウクライナ侵攻などの影響により、半導体や電子部品の製造・流通が滞り、自動車メーカーが部品の調達難に陥ったことを原因に減少傾向にあった。しかし本年度になると、半導体不足は解消に向かっていて、販売台数もコロナ禍以前の水準に向けて徐々に回復している。
2023年度上期・ブランド別新車販売台数ランキング
次にブランド別の新車販売台数(※)を見てみよう。1位はトヨタで64万4109台(前年比137.5%)。2位は日産で12万2867台(前年比114.3%)とどちらも販売台数を大幅に増加させた。3位のホンダは11万9393台(前年比97.2%)とトップ3の中で唯一販売台数減少となった。 乗用車ブランドで前年比が最も伸びたのはレクサスで4万7422台(前年比226.9%)。レクサスは、4月18日にLサイズミニバンの「LM」、6月5日にコンパクトSUV「LBX」、6月9日に悪路向けSUV「GX」と次々と新型車を発売。それらの売れ行きが好調であることが要因だろう。 ※ブランド別新車販売台数:従来のメーカー別統計で「輸入車」に含まれていた、日本車メーカーの海外生産車を含む。また、従来のメーカー別統計(ナンバーベース)同様、特殊車、トレーラー(被けん引車)、その他の不明車両は販売台数に含まれない。