推しポケモン 高知県は「ヌオー」 コラボ商品開発などで協力
高知県の推しポケモンは「ヌオー」――。ゲーム「ポケットモンスター」に登場するキャラクターのプロデュース会社「ポケモン」と高知県が11日、地方創生で協力する連携協定を結び、ヌオーを「高知だいすきポケモン」に任命した。今後、コラボ商品開発やイベントなどで協力する。 推しポケモンの任命は全国で12道県目で、四国では香川県の「ヤドン」に続いて2県目。ヌオーは「みずうおポケモン」で、高知県の四万十川や仁淀川の清流にのんびり暮らしているかもしれないというイメージから任命された。 観光振興や県産品の販売促進、地方創生の推進など全般で協力する。具体的には、ミレービスケットや土佐和紙便せんのコラボ商品が決まっているほか、とさでん交通(高知市)の路面電車はラッピング車両を運行する。ポケモンの絵が描かれたマンホールふた「ポケふた」を県内34市町村に設置する。 同日、県庁での発表式で、ポケモンの伊藤憲二郎CBO(最高ビジネス責任者)は「ヌオーは高知県にぴったりのキャラクター。世界でも人気のヌオーを高知のポケモンとしてかわいがっていただきたい」と話した。【小林理】