1分間の「幸運」 だるま朝日、山口市の美濃ケ浜で出現
山口市秋穂二島の美濃ケ浜で4日朝、蜃気楼(しんきろう)現象の一種「だるま朝日」が出現した。美濃ケ浜では、太陽が水平線から昇る12月から1月にかけての雲がない寒い朝に見られ、幸運を呼ぶとも言われる。 【写真】「だるま朝日」となる前後の様子など 海岸から望遠レンズでのぞくと、午前7時6分から約1分間確認できた。海面と大気との温度差で水蒸気が発生し、光が屈折して起きる。行き交う船も浮いているように見えた。 下関地方気象台によると、山口市内のこの日朝の最低気温は3・0度。前日より3・0度低かった。