『カブキロックス』氏神一番、「40周年、50周年…とらやのようかんのように」 結成35周年ライブ開催
歌舞伎風の奇抜なメークでおなじみのロックバンド「カブキロックス」が１４日、東京都内で結成３５周年記念ライブを開いた。 ステージには、バンドを率いるボーカルの氏神一番（年齢非公表）をはじめ、結成当時のオリジナルメンバーも出演。デビュー曲の「お江戸―Ｏ・ＥＤＯ―」や代表曲の「勇気があれば」など、和洋折衷の歌謡ロックでファンを沸かせた。 同バンドはＴＢＳ系で放送されたオーディション番組「平成名物ＴＶ三宅裕司のいかすバンド天国」への出演をきっかけに１９９０年にメジャーデビュー。歌舞伎とロックを融合した、ユニークなスタイルで海外からも人気を集めてきた。 ソロとしても活動する氏神は今後のバンドについて「４０周年、５０周年とやれる時までカブキロックスは続けていきたい。カブキロックスののれんを大事に、とらやのようかんのように頑張っていきたい」などと話した。 また、オリジナルメンバーの１人でギター担当の青木秀麻呂は、３５年を振り返って「自慢できることはありませんが、メンバーの誰１人逮捕されなかったことが誇り。これからもコンプライアンスを守っていきたい」と言って笑わせた。
中日スポーツ
