「30年後の未来」をデロリアンとともに【1】フィクションと現実の橋渡しをしてくれる、タイムマシンのような劇中車
【デロリアン DMC-12 Vol.1】 幼き頃、ドラマや映画に没入した楽しい思い出は誰しもが大切に持っている心の宝だ。主人公のしぐさやファッションをまねしたり、ストーリーを隅々まで覚えたり、のめり込むほどにまるで自分が出演者のひとりになったかのように思える至福の瞬間……。 【画像18枚】フロントウインドー下に位置する給油口は手動オープン。場所が分からず悩むSSスタッフの姿は、もはや見慣れた光景だ しかし、多くの人は成長すると、そうした趣味からは一線を置くようになる。だが世の中には、熱狂を卒業しない大人たちがいる。活躍した劇中マシンを実際に手に入れ乗りこなすことで作品世界を五感で感じている、究極のファンもまた存在する。 フィクションと現実の橋渡しをしてくれる、タイムマシンのような存在こそが劇中車。そう、タイムマシンといえばこのクルマを置いてほかにないだろう。オーナーが駆るのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー(BTTF)」でおなじみのDMC‐12デロリアンだ。 初出:ハチマルヒーロー vol.044 2017年11月号 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部