【MLB】WソックスがRソックスとのトレードでブーサーを獲得 今季デビューした32歳のリリーフ左腕
日本時間12月22日、ホワイトソックスはレッドソックスとの1対1のトレードを成立させ、今季デビューした32歳の救援左腕キャム・ブーサーを獲得した。ホワイトソックスはブーサー獲得の対価として、マイナー右腕のジョイカー・ファハードをレッドソックスへ放出。また、ブーサー加入に伴い、ロースターの40人枠を空けるために外野手のコリー・ジョークスがDFAとなった。ホワイトソックスは今季39試合に登板したジャレッド・シュスターを先発に回すプランがあり、ブーサーはシュスターに代わる救援左腕として起用されることになりそうだ。 2024年オフシーズンの移籍情報まとめ ブーサーは2013年にドラフト外でツインズと契約。トミー・ジョン手術など相次ぐ故障に悩まされ、一時は引退して大工として働いていたが、2021年に独立リーグで現役復帰を果たし、31歳351日でメジャーの舞台に立った苦労人である。デビューイヤーとなった今季はレッドソックスで43試合に登板して42回2/3を投げ、2勝3敗1セーブ、6ホールド、防御率3.38、43奪三振を記録。今季のホワイトソックスには40試合以上に登板して防御率3点台の投手は1人もおらず、ブルペンの一角として貴重な戦力になることは間違いないだろう。 レッドソックスへ移籍したファハードはベネズエラ出身の18歳の右腕。今年2月にホワイトソックスと契約したばかりであり、今季はドミニカ共和国のサマーリーグで13試合に先発して50回2/3を投げ、1勝4敗、防御率3.91、64奪三振を記録した。 ホワイトソックスからDFAとなったジョークスは28歳の外野手。2023年にアストロズでメジャーデビューし、93試合に出場して打率.245、6本塁打、33打点、15盗塁、OPS.649をマークしたが、今年5月にDFAとなってホワイトソックスへトレードされ、今季は66試合で打率.214、3本塁打、14打点、5盗塁、OPS.581と成績を落としていた。