ソラナ(SOL)の「Superteam」が日本で発足、責任者に元dYdX大木悠が就任
ソラナの Superteam Japan が国内で発足
レイヤー1ブロックチェーンであるソラナ(Solana)のエコシステムの成長を促進するためのコミュニティ「スーパーチーム(Superteam)」が、日本でも発足した。「スーパーチームジャパン(Superteam Japan)」の公式Xアカウントが5月15日に発表した。 「スーパーチーム」では、各国の代表者がソラナ財団(Solana Foundation)からグラント(助成金)を受け、自国のソラナエコシステム成長促進に向け活動を行っている。現在日本を含めた13ヵ国で立ち上げられている。 現在「スーパーチーム」が活動しているのは、インド、ドイツ、トルコ、ベトナム、メキシコ、英国、UAE(アラブ首長国連邦)、ナイジェリア、ブラジル、バルカン半島、マレーシア、フィリピンだ。なお現在も拡大を進めているという。 「スーパーチームジャパン」が目指す目標として、以下が挙げられている。 ・バウンティやグラントなどの「Earn」システムを通じて、コミュニティメンバーが獲得する報酬を増やし、「コミュニティGDP」を高めること ・グローバルハッカソンにおける日本チームの存在感を高めること ・日本の企業がソラナ上でプロダクトを開発するサポートを行うこと ・有望なソラナプロジェクトの育成に努めること ・ソラナに関する教育・啓蒙活動を行うこと ●責任者にはdYdX大木悠氏が就任 なお今回のスーパーチームジャパン発足にあたり、責任者に大木悠氏が就任することも発表されている。 大木氏は、テレビ東京NY支局ディレクター、仮想通貨メディアのコインテレグラフジャパン編集長、暗号資産取引所Kraken Japan広報担当、dYdX FoundationのHead of Asiaを経て、今回Superteam Japan Leadに就く。 なお大木氏は自身のXアカウントにて、以下のようにコメントしている。 ―――――– この度、SuperteamのJapan Leadに就任しました。 既存のSolanaコミュニティの皆様と共に、日本のSolanaエコシステムをさらに盛り上げていければと思っております。 これまでの6年間、クリプト業界の皆様には多大なるご支援をいただきました。天才的な開発者、優れたリサーチャー、カリスマトレーダー、異次元の起業家など、多くの偉人が集まるこの業界において、自分に何ができるのかを日々自問自答しています。現在は、ささやかながらもグローバルとの架け橋となり、日本のポテンシャルを発信していくことが私のできることと思っています。 Superteamでの目標は、既存のグローバルSuperteamが持つノウハウと知見を活かし、日本の可能性を最大限に引き出し、グローバルな対話に参加しながら日本の独自性を示していくことです。 それは、日本のSolanaコミュニティの皆様が気持ちよく活動でき、その活動がグローバルで正当に評価される環境を作っていくこととも言えるかもしれません。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。 ―――――–
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)