【宮城県 2023年版】 冬の絶景・風物詩10選 真冬だけの自然現象・氣嵐は神々しいほど美しい
◆どんと祭り
「どんと祭り」は、県内各地で行われる正月明けの恒例行事。正月に飾りつけた松飾りや注連縄(シメナワ)、達磨(ダルマ)等を焼納し、どんど祭りの煙とともにお帰りになるのを感謝をこめてお見送りするための神事だ。どんど祭りの煙や火の粉にあたることで、無病息災や家内安全、商売繁盛が叶うといわれており、新しい年の幸せを祈願する行事でもある。 全国各地で行われるイベントですが、宮城県の規模は、全国でも最大クラス。盛大に火が焚かれ、その年の健康や幸せを祈願するため、大勢の人が押し寄せる。 開催期間:例年1月14日 どんと祭り(どんとまつり) 所在地 宮城県内各所
◆Shibata Fantasy Illumination 2023
Shibata Fantasy Illuminationは、「花のまち」として知られる柴田町で毎年12月に開催される「光と花の祭典」。桜の名所である船岡城址公園と、JR船岡駅から駅前商店街が、約20万個の鮮やかなイルミネーションで彩られる。 さまざまな見どころがある、なかでも船岡城址公園の山頂に設置された光のアーチや、柴田町のシンボルである観音様のライトアップはフォトスポットとして人気。また、山頂デッキからは99万ドルの夜景が眺められる。 さらに、公園まで続くスロープカーにはキラキラと輝く装飾が施され、車内からは柴田町一帯が幻想的に煌めく美しい光景を満喫できる。 開催期間:開催中~12月30日(金) Shibata Fantasy Illumination 2023(しばたふぁんたじーいるみねーしょん) 所在地 宮城県柴田郡柴田町船岡舘山95-1 船岡城址公園
◆蔵王の樹氷
雪と氷が作り上げる樹氷は、冬の蔵王の風物詩。山形県側のみならず、宮城県でも例年12月から3月頃にかけて、蔵王に自生するアオモリトドマツが樹氷に覆われ、「スノーモンスター」と呼ばれる巨大な姿となり、圧倒的な迫力を見せる。 マウンテンフィールド宮城蔵王すみかわスノーパークでは、雪上車「ワイルドモンスター号」に乗って標高1,600メートル付近の樹氷原まで行くことができ、散策時間には雪上車を降りて、荒々しく男性的な樹氷の群れを間近で観察することができる。樹氷の成長過程によって表情が全く違う自然がつくり出すアートをこの目で確かめてみて。 蔵王の樹氷(ざおうのじゅひょう) 所在地 宮城県蔵王国定公園内