チームによっては主力級? 阪神の現役ドラフト注目選手(4)22年の大ブレイクは
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい阪神タイガースの選手を紹介する。
島田海吏
投打:右投左打 身長/体重:176cm/73kg 生年月日:1996年2月6日 経歴:九州学院高 – 上武大 ドラフト:2017年ドラフト4位 昨シーズンは自身最高の成績を収めたが、今季は打撃で苦しんだ島田海吏も、現役ドラフト候補と言えるかもしれない。 九州学院高校で1年生からレギュラーを勝ち取り、2年春に甲子園出場。上武大学では大学日本代表入りを果たすなど実力を伸ばし。2017年ドラフト4位で阪神タイガースへ入団した。 プロ1年目は12試合出場にとどまったが、同年オフにはU-23日本代表に選ばれると、リードオフマンを務めて準優勝に貢献。 その後は出場機会が得られないシーズンが続いたが、昨季はキャリアハイを大幅に更新する123試合に出場。打率.264(規定未満)、21盗塁をマークあいた。 ところが、今季は101試合に出場したものの、バッティングで不振に陥り打率.145と悔しい結果に。一定の出場数はあるが、リストアップされないとも限らないだろう。
ベースボールチャンネル編集部