DeNA・京田陽太、FA権行使せず残留
DeNA・京田陽太内野手(30)が今季資格を取得した国内フリーエージェント(FA)の権利を行使せず、残留することが12日、分かった。シーズン終了後に「自分の権利なのでじっくり考えたい」と胸中を明かしていたが、チームへの愛着が決断を後押しした。 【写真】度会隆輝と談笑するDeNA・村田修一コーチ「久しぶりに青いユニホームを着られてうれしい」 2017年に日大からドラフト2位で中日に入団。22年オフにトレードでDeNAに移籍し、8年目の今季は出場101試合で打率・245、1本塁打、27打点だった。本職の遊撃に加えて一塁と三塁も守り、堅実な守備としぶとい打撃で日本一に輝いたチームを支えた。 先発出場の機会は限られたものの周到に出番に備え、三浦監督は「出たり、出なかったりでも、常にいい準備をしてくれている」と姿勢を高く買っていた。来季のリーグ優勝、2年連続の日本一を目指す球団は欠かせぬ戦力として評価している。 6月にFA権を取得した際に「支えてくださった方に感謝したい。これからも応援してくださる方々への感謝の気持ちを忘れずにプレーしていきたい」と話していた京田。来季もベイスターズのために全力を尽くす。