「トランプ返り咲き」で世界の極右政治家らから賛辞続々 「世界が切望していた勝利だ!」と言ったのはあの首相…
世界中の極右主要メンバーたちが、ドナルド・トランプの米大統領選勝利を祝い、前大統領への賛辞が、リオデジャネイロから、ブダペストから続々と送られてきている。 【画像】「アルゼンチンのトランプ」ことハビエル・ミレイ大統領 トランプの勝利を「シャンパンボトル数本」で乾杯すると約束していたハンガリーのオルバン・ビクトル首相は、「世界が切望していた勝利だ!」と称賛した。 リバタリアンのアルゼンチン大統領ハビエル・ミレイ(「アルゼンチンのトランプ」とも呼ばれている)は、自分が支持するトランプの「選挙での圧勝」に敬意を表した。ミレイはXにこう書いている。 「さあ、メイク・アメリカ・グレート・アゲイン。アルゼンチンがご任務遂行の頼りになるのはご存じのとおりです」 ブラジルのジャイル・ボルソナロ前大統領は、トランプの勝利が意味するのは、「われわれの価値や信念、伝統を見下すエリートの傲慢なたくらみに対する民意の勝利」だと断言し、こう言い加えた。 「この勝利は歴史的だ……その反響は世界中に及ぶだろう……数え切れない国々で右翼と保守派の活動増大を励ますことになる」 公職に就くことを禁じられているボルソナロだが、トランプのホワイトハウス返り咲きが自分の政治生命も復活させてくれることを願っているようだ。 これに続く、うれしげなメッセージのなかで、ボルソナロは聖書の詩篇を引用している。 「夕べは涙のうちに過ごしても 朝には喜びの歌がある」 エルサルバドルの独裁主義的なナジブ・ブケレ大統領も称賛の言葉を送り、「神の祝福と導きがあらんことを」と書いている。
Tom Phillips