【猛暑日】熱中症警戒アラートが出た福岡 通報・搬送は37件 厳しい暑さのなか大雨被害の復旧作業も
FBS福岡放送
前日までの激しい雨から一転し、3日、福岡県内の一部では35℃以上の猛暑日となりました。1日の大雨で浸水被害が確認された宗像市では、屋外での復旧作業も進められています。 【画像】猛暑日 熱中症警戒アラートが出た福岡 通報・搬送は37件 厳しい暑さのなか大雨被害の復旧作業も
■吉村史織アナウンサー 「午後2時半前の博多駅です。太陽が照りつけて、肌がじりじりと焼けている感じがします。背中からも汗が吹き出しています。」 前日まで続いた雨の影響もあり、蒸し蒸しとした暑さになった3日の福岡県と佐賀県には、熱中症警戒アラートが発表されました。
福岡市博多区(福岡空港)や北九州市(北九州空港)では最高気温が35℃以上の猛暑日になり、県内の14の観測地点のうち9か所で、ことし一番の暑さとなりました。 ■神戸市から訪れた人 「めちゃくちゃ暑い。関西より断然、暑い。湿気も多い。」 ■広島市から訪れた人 「日焼け止めが欠かせません。カーディガンは暑いから脱いだ。」
この暑さに、JR博多駅の構内で開かれた「七夕」イベントでは、園児たちに涼しく過ごしてもらおうと急きょ、冷風機を2台設置しました。
■JR博多駅・松本優作 助役 「朝から私も電車に乗っていて感じたのですが、結構、背中から汗が出てきた。昼間はかなり暑いだろうと思い、園児の皆さんに楽しく過ごしてほしいと思ったので設置しました。」 地元の3つの保育園から36人の園児たちが集まり、笹竹に願い事を書いた短冊を飾りつけていました。
一方、福岡市では、子どもたちがどうしても“熱くなる祭り”があります。福岡市博多区の千代小学校で行われていたのは、子供山笠の「棒締め」です。 ■児玉悠一朗 記者 「千代小学校では子供山笠の準備が行われています。子どもたちは日なたを避けて、いつでも水分が取れるよう水筒も準備しています。」 力作業で汗を流した子どもたちが熱中症にならないようにと、しきりに水分補給が呼びかけられていました。
梅雨明けと思わせるような強い日差し。FBSのまとめでは、午後4時までに熱中症の疑いによる通報と搬送が、福岡県内では37件、佐賀県内では1件あったということです。