ありのままの自然を生かした「ナチュラリスティックガーデン」を作る秘訣&お似合いの宿根草を紹介!
エコロジーやSDGsへの関心が深まっている近年、ガーデニング分野においても「ナチュラリスティックガーデン」が注目を集めているのをご存じでしょうか? 【写真11枚】ありのままの自然が、そこにある「ナチュラリスティックガーデン」その魅力を余すことなくお伝えします 今回はナチュラリスティックガーデンとはどのような庭なのかを解説。庭にお似合いの植物も参考価格とともに紹介します。 記事最後には自宅の庭をナチュラリスティックガーデンにするための3つの秘訣もありますので、庭づくりの参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「ナチュラリスティックガーデン」にまつわるあれこれ
・ナチュラリスティックガーデンとは? ・ナチュラリスティックガーデンを作る3つの秘訣 ・ナチュラリスティックガーデンにオススメの宿根草8選
ナチュラリスティックガーデンとは?
ナチュラリスティックガーデンは植物が芽を出し生長して花を咲かせ、やがて枯れてゆく姿をありのままの姿で鑑賞する庭。華やかで美しいとは言えない時期もありますが、四季の移ろいを身近に感じられるのが魅力です。 ナチュラリスティックガーデンには枯れると地上から姿を消す「宿根草」がお似合い。野山のように完全な自然ではなく、ガーデナーの理想とイメージに沿って植栽された庭と言えます。 環境に合った植物はのびのびと育て、合わなければ別の植物と入れ替えながら、長い時間をかけて庭を作り上げる楽しみを味わえる庭です。
ナチュラリスティックガーデンを作る3つの秘訣
●見た目の美しさよりありのままの姿を重視 カラフルな花色に頼らず、自然で素朴な風景を重視した庭を目指しましょう。茶色く枯れた姿にも愛情を注ぎ、生まれて朽ちていく植物の姿をそのまま受け入れることが大切です。 ●焦らずに時間をかけて気長に待つ ナチュラリスティックガーデンは少なくとも3年は待つ覚悟が必要。1年ごとに生長する庭なので、細かなことにとらわれず時間をかけて、ゆっくりと気長に待ってあげましょう。 ●1品種につき2~3株をまとめて植える 背丈や葉の形に変化のある配置を心がけ、1つの品種を2~3株ずつ株間を広めにしてまとめ植えしましょう。「植物のひとかたまり」を意識することで、シンプルな植物も見映えがよくなります。