【巨人】 新助っ人・ヘルナンデスがひげをそって入団会見「力になれるように頑張ります」 守備力と広角打法が魅力
巨人の新外国人選手、エリエ・ヘルナンデス(29)=前レンジャーズ3Aラウンドロック=が13日、ジャイアンツ球場で入団会見を行った。年俸5000万円(金額は推定)で、1年契約。入団に際してひげをそってきた助っ人は「ジャイアンツに契約してもらって感謝しています。チームの力になれるように頑張ります」と意気込んだ。 【動画】入団会見後、早速打撃練習で汗を流す…スイングが鋭い! ドミニカ共和国出身の右打者。メジャーでの目立った実績はないが、マイナーでは昨年、3Aのパシフィックコーストリーグで137試合、打率2割9分8厘、18本塁打、99打点、9盗塁。165安打でリーグ最多安打、二塁打36本も同最多と好成績を残すなど、走攻守で高い能力を持つ。「守備も自信を持っているし、外野ならどこでも守ることができる。打撃でも貢献したい」と気合をみなぎらせた。 外野はルーキーの佐々木、萩尾ら若手が奮闘。ベテランの長野、丸も存在感を見せているが、右打者の層が厚いとはいえない状況で、ヘルナンデスは補強ポイントにピッタリ合致。会見に同席した吉村禎章編成本部長は「広角に打つことができる。日本の野球にも対応できると判断した」と、活躍に期待を寄せた。助っ人がV奪還を狙う阿部巨人に新風を吹かせる。 ◆エリエ・ヘルナンデス(Elier Hernandez)1994年11月21日、ドミニカ共和国出身。29歳。2011年にロイヤルズと契約。12年からマイナーでプレー。22年にレンジャーズでメジャーデビュー。メジャー通算14試合、打率1割8分2厘、0本塁打、3打点。昨年は3Aでリーグ最多安打の165安打。外野はどこでも守れる。185センチ、89キロ。右投右打。
報知新聞社