張本智和は準決勝で世界8位の中国勢にストレートで敗戦 妹・美和とはきょうだい同時銅メダル
卓球のシングルスのW杯は20日、マカオで準決勝が行われ、男子はパリ五輪代表で世界ランキング9位の張本智和(智和企画)が同8位の林高遠(中国)に0―4のストレートで敗退した。 準々決勝で世界ランキング2位の樊振東(中国)を破った相手の勢いに飲まれた。第1ゲームでサーブ3球目に強烈なフォアを食らうなど9―11で失うと、終始、主導権を握られた。ゲームカウント0―3の第4ゲームでは1―11でなすすべなく完敗。決勝進出は果たせなかった。 同日の女子ではパリ五輪代表で、世界ランキング12位の妹・美和(木下グループ)が、同2位の王曼昱(中国)にゲームカウント2―4で敗退した。決勝進出は逃したが、18日の決勝トーナメント1回戦で同2位の王芸迪(中国)、19日の準々決勝では同10位のA・ディアスの格上を、次々に破るなど快進撃を見せ、15歳でW杯初の表彰台入り。張本きょうだいで同時に銅メダルを手にした。
報知新聞社