メガドン・キホーテ米子店 28日オープン
2年前に閉店した商業施設の跡地に大型ディスカウントストア「メガドンキホーテ米子店」が28日にオープンし多くの人たちでにぎわいました。 28日にオープンしたのがメガドン・キホーテ米子店です。 雨が降るあいにくの天気となりましたが店の前にはオープン前からおよそ600人が並びました。 午前9時店員たちがクラッカーを鳴らしてオープンを祝うと、並んでいた人が店内へ次々と入っていきました。 メガドンキホーテ米子店は2年前閉店したショッピングセンター「ホープタウン」の跡地に誕生。 1982年に開業したホープタウンは山陰の郊外型ショッピングセンターの草分け的存在でしたが、競合店の進出による競争激化や施設の老朽化への対応、コロナ禍が重なり閉店。 その後、施設と事業を譲渡された米子市の会社「etto」が住民からの要望などを受けてドン・キホーテと交渉し、オープンすることになりました。 開店直後から賑わいを見せたのが、1階の生鮮食品の売り場です。 この日はオープン特別価格で卵が1パック88円 最近値上がりが激しいキャベツは1玉98円などドン・キホーテならではの低価格の商品が並びました。 また、訪れた人たちの目を引いていたのがメガ盛り商品。 メガ盛りとは低価格・大容量の商品のことで買い物客はお買い得な商品をカゴいっぱいに入れていました。 このほか売り場には地元の人に普段の買い物で利用してもらえるよう鳥取県産の商品も多く並んでいました。 また、2階のフロアの目玉は山陰最大級の品揃えとなる化粧品や美容アイテムのコーナー。 若い女性を中心に人気の高いグッズなど流行商品を手に取って買うことができます。 このほか3階には地元書店の店舗が入っています。メガドン・キホーテ米子店では、今までホープタウンを利用していた客層に加え10歳代から20歳代の若者など幅広い世代を取り込んでいきたいとしています。 ホープタウン閉店から2年、ついにオープンしたメガドンキホーテ米子店。 この店舗のオープンが県西部の商業施設にどのような影響を与えるのかに注目です。