カツ丼・牛丼・親子丼が一体化!? 話題の「かつやのトリプルカツ丼」を食べてみた!
●『かつや』の新作は肉尽くし!「かつやのトリプルカツ丼」を食べてみた
アツアツ&サクサクの揚げ立てカツや唐揚げ、専門店に負けず劣らずのカレーなど、多彩なメニューで人気 『かつや』では、1月12日より今年初となる期間限定新メニュー「かつやのトリプルカツ丼」を販売しています。 【画像】絶妙なワンクッションになっているかまぼこと紅生姜
丼飯に乗せられる今回の具材は、カツ煮と鶏肉の玉子とじ、甘めのタレで煮た牛肉の3品。要は三大丼飯のカツ丼・親子丼・牛丼が一堂に会したという、年初一発目の期間限定丼に相応しい構成。カツ丼がトリプルしてるわけじゃない、むしろこれは「トリプル丼」ではないかという無粋な声は敢えてさらっと聞き流し、食べる前から期待できる丼を最寄りの『かつや』にて、思う存分に味わってみたいと思います!
三種の王道丼が合体した「かつやのトリプルカツ丼」の味は?
恥ずかしながら『かつや』のカツ煮を食するのは、数年ぶりと久しぶりの筆者。味に関してはすっかり忘れてしまっているので、改めて今回の丼を味わっていこうと思います。 オーダーを告げてから、約6分ほどで丼が到着。具材の3品が全て煮る系だけあって、煮汁の甘い匂いがふわっと漂ってきます。メニュー写真よりも若干こじんまりとしている印象です。
まずは、牛肉から。味は結構甘めで、ぷにっとした脂身とぼろっと崩れない赤身の味わいは全く持って文句なし。牛丼単独でも余裕でイケる美味しさです。
続いては鶏肉の玉子とじ。鶏肉と黄身はしっかり火が入っていますが、白身は透明なところが多い状態。箸でキャッチして、いただきます。牛肉とは煮汁の味わいが微妙に違っていて、こちらの方が若干濃い目。玉子でとじている分、強めの味にしているのかもしれません。鶏肉は皮目も肉もぷりっぷりで、ご飯がガンガン進む味わい。こちらも文句の付けようがない美味しさです。
ラストはカツ煮。サイズは約80gほどで、玉子と玉ねぎでとじ、4つにカットされています。久方ぶりのお味は、全体に煮汁がかかってじゅんとしていながら衣にサクサク感が残り、柔らかで旨みが強い豚ロース肉の味わいと、ほんのり甘い出汁の味が見事にフュージョンしています。煮汁の味はカツ煮が一番弱いのかな? 煮汁の甘い味に覆い尽くされず、衣の風味と豚肉の味、玉ねぎの甘味までしっかりと感じ取れます。改めてカツ煮の美味しさを実感、記憶の上書きにも無事成功です。