市議うならす四重奏 サックスグループ クワチュール・ベー 議場「初公演」 岩手・奥州
奥州市文化振興財団(鈴木美喜子理事長)は、公共ホール音楽活性化支援事業の一環で、国内外で活躍するサックスグループ「Quatuor・B(クワチュール・ベー)」による地域交流プログラム(アウトリーチ)を15日まで実施している。14日には市議会の議場で市議らを対象に、クラシックの名曲などを四重奏で披露し、音楽の魅力を伝えた。 同事業では一般社団法人地域創造の協力の下、16日にコンサートを控えているクワチュール・ベーと前沢ふれあいセンターのスタッフらが共同でアウトリーチを実施。同財団からアウトリーチ開催を持ち掛けられた市議会が、市民に議場に足を運んでもらう機会にしようと快諾した。議場での演奏は初めて。 アウトリーチは、13~15日に市立前沢小学校の4年生と県立前沢明峰支援学校の中高生を対象に行っている。クワチュール・ベーのコンサートは、16日午後2時から前沢ふれあいセンターで開かれる。