「人生のキャリアはまだまだこれから」新潟の35歳GK瀬口拓弥が現役引退&岡山の普及コーチ就任
アルビレックス新潟は25日、GK瀬口拓弥(35)が2023シーズンをもって現役を引退することを発表した。2月1日からファジアーノ岡山の普及コーチに就任することも併せて報告している。 【写真&動画】「そりゃ勝てるわ」「可愛すぎる」“派手衣装”の女優が日本代表をピッチサイドで応援 岡山県出身の瀬口は、2011年に流通経済大から当時JFLのカマタマーレ讃岐に加入。主力としてJ2昇格に貢献した。その後、徳島ヴォルティスでのプレーを経て、2021年に新潟へ期限付き移籍。2022年から完全移籍となったが、昨年11月に契約満了が発表されていた。 現役引退に際し、クラブ公式サイトを通じて「チームメイトと共有した感動や経験。私の人生に大きな影響を与えてくれたサッカーという競技の価値を、今度は指導者の道で伝えていきたいと思います。サッカー選手としてのキャリアは終わりますが、瀬口拓弥の人生のキャリアはまだまだこれからです。変わらず応援していただけると幸いです。13年間ありがとうございました」と述べている。 以下、クラブ発表プロフィール&コメント全文 ●GK瀬口拓弥 (せぐち・たくや) ■生年月日 1988年11月30日(35歳) ■出身地 岡山県 ■身長/体重 187cm/82kg ■経歴 中洲JSC-ハジャスFC-笠岡工高-流通経済大-クラブ・ドラゴンズ-流通経済大-讃岐-徳島-新潟-徳島-新潟 ■出場歴 J2リーグ:32試合 JFL:91試合1得点 天皇杯:9試合 ■コメント 「みなさん、こんにちは!2023シーズンをもって現役を引退することに決めました。 小学1年生のときにサッカーを始め、サッカー選手になるために、日々指導、サポートしていただいた中洲JSC、ハジャスFC、笠岡工業高校、流通経済大学の指導者の皆さんには、この場を借りて感謝を申し上げます。 カマタマーレ讃岐からプロキャリアが始まり、徳島ヴォルティス、アルビレックス新潟と3つのクラブでプレーさせていただきました。選手としては決して誇れるようなキャリアではありませんでしたが、日々、選手、スタッフと切磋琢磨し困難を乗り越え、刻んだ熱い瞬間、共有した喜び、3つのクラブで昇格を経験できたことも一生の宝物です。 チームメイトと共有した感動や経験。私の人生に大きな影響を与えてくれたサッカーという競技の価値を、今度は指導者の道で伝えていきたいと思います。 サッカー選手としてのキャリアは終わりますが、瀬口拓弥の人生のキャリアはまだまだこれからです。変わらず応援していただけると幸いです。 13年間ありがとうございました」