旗手江村「自覚と責任持ち戦う」 パリ五輪選手団が結団式
26日開幕のパリ五輪に臨む日本選手団の結団式が5日、秋篠宮ご夫妻を迎えて東京・代々木第二体育館で行われ、旗手を務めるフェンシング女子サーブルの江村美咲(立飛ホールディングス)は「国を代表する立場である自覚と責任を持ち、正々堂々最後まで戦い抜く」と決意表明した。日本選手団は31競技に出場予定で、海外開催の五輪で史上最多となる400人超の見込み。 江村とともに旗手に起用されたブレイキン男子の半井重幸(ダンサー名・SHIGEKIX)=第一生命保険=は「スポーツの力を信じて最高のパフォーマンスを発揮する」と語った。日本オリンピック委員会(JOC)は伝統的に置いてきた選手団の主将を負担軽減のため廃止。男女旗手が日本の「顔」を担う。式典では江村、半井に尾県貢団長から団旗が授与された。 スケートボードや新採用のブレイキンなどの都市型スポーツを中心に活躍が期待され、JOCは金メダル20個を目標に掲げている。1世紀ぶり3度目の開催となるパリ大会は8月11日まで32競技、329種目が実施される。