『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が2025年5月23日に日米同時公開決定 予告編とポスターが公開
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が2025年5月23日に日米同時公開決定 予告編とポスターが公開
スパイアクションスリラー「ミッション:インポッシブル」シリーズの第8作目の正式タイトルが『Mission: Impossible - The Final Reckoning(原題)』に決定したことをトム・クルーズが発表した。 クルーズが再びイーサン・ハントを演じる本作のポスターには、映画タイトルとともに北米での公開日「2025年5月23日」も記されている。クルーズはInstagramの投稿(下)で「すべての選択がここにつながる」と書いている。 同作の公開は日本向けにも発表されており、邦題が『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』になり、5月23日(金)に日米同時公開になることも明らかになっている。 予告編第1弾も公開された。映像では、クルーズが「ミッション:インポッシブル」シリーズでこれまで見せてきたように、全速力で走り、命知らずのスタントを披露している。スキューバダイビングをしたり、カーチェイスをくり広げたり、上半身裸でナイフを使っての戦闘に巻き込まれたりする。懸命に飛行機の側面にしがみついているシーンもある。一方で、CIA長官エリカ・スローンとして戻ってくるアンジェラ・バセットの姿も確認できる。 『Mission: Impossible - The Final Reckoning』は当初、2023年の『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』に続いて、「デッドレコニング PART TWO」というタイトルになる予定だった。しかし、「デッドレコニング PART ONE」が Paramount+でリリースされた際、タイトルから「PART ONE」が削除され、タイトル変更になるのではないかと見られていた。今回の発表で、それがはっきりしたこととなる。本作は、昨年のSAG-AFTRAストライキにより延期となっていた。 「デッドレコニング」では、イーサン・ハントとそのクルーが高度な知覚や感情を持つAIと対決している。この映画のストーリーはアメリカ合衆国大統領のジョー・バイデンにも影響を与え、バイデン大統領はこの映画を観たあと、人工知能の使用についての懸念が増した、と語っている。 昨年公開された「デッドレコニング」は、北米内でのオープニング週末の興行収入も好調で、5620万ドルを売り上げた。しかしながら、のちに1億ドルの損失を出す見込みだと報じられた。「デッドレコニング」は、『バービー』と『オッペンハイマー』の同時公開で「バーベンハイマー」と名づけられた社会現象が巻き起こるわずか1週間前に公開されていた。このことが「デッドレコニング」の売り上げに影響を与えたのは間違いないだろう。 『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、IGN USのレビュー(翻訳)では10点満点中8のスコアで、「『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、トム・クルーズとアルゴリズムとの戦いをおかしくなるほど文字通りに描くが、それでもなお楽しく、強烈で、自己言及的なアクション・サーガとして成立している」と評している。 Image credit: Paramount Pictures.
Wesley Yin-Poole