辺野古で5年ぶり「カーメー」 水に感謝する行事 「断水、ほとんどない」潤沢な水源の地 沖縄・名護
【名護】旧暦の1月2日に当たる11日、名護市辺野古で、水に感謝する行事「カーメー」が、5年ぶりに催された。区民約30人が参加し、区内7つの井戸や川を巡って手を合わせ、水への感謝と健康を祈った。 沖縄地方、3月以降や梅雨は降るの? ダム貯水率はどうなる? 気温高く、降水量は「平年並みか多い」 気象台予報
同日、区民らは辺野古公民館から太鼓や三線を鳴らしながら、区内の井戸や川を巡り、米や果物、酒を供えて水の恵みに感謝した。新型コロナウイルスの影響で、昨年までは区職員のみで行っていたが、今回から通常規模での開催となった。 同区の島袋茂区長は「今の水状況は厳しいが、辺野古ではこれまで、ほとんど断水したことがない」と区の潤沢な水源に感謝し「沖縄全体が水に困らないように願った。これからも引き続き、区の伝統を守っていきたい」と話した。 (金城大樹)
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