パンダの竹で巨大アート 白浜アドベンチャーワールド、和歌山
和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」に、パンダが食べる竹約5千本を使った巨大アート「きらめく丘」(高さ約15メートル、全長約25メートル、幅約10メートル)が登場した。5日に完成イベントがあり、制作関係者らが神事やテープカットなどをして祝った。 【竹5千本で巨大アート 10月完成目指す、白浜アドベンチャーワールド、和歌山の記事はこちら】 設置場所は、園内にある希少動物繁殖センター「パンダラブ」エリア。完成イベントには、演出やデザイン、制作などを担当した竹あかり総合プロデュース集団「CHIKAKEN(ちかけん)」の池田親生さんと台湾出身の世界的芸術家ワン・ウェンチーさんが参加した。トークショーなどもあり、一般公開された。 このアートは、園で飼育しているジャイアントパンダが食べない竹の幹や食べ残した部分を資源として使う「パンダバンブーアートプロジェクト2024」(実行委員会主催)の一環。6月から大阪府岸和田市で竹を切り出し、8月から150人以上のボランティアが関わって制作した。クラウドファンディングで支援も募った。
紀伊民報