GW後半スタート 汗ばむ陽気に包まれ博多どんたく開幕 太宰府天満宮は「オーバーツーリズム」の問題も 民家の庭に捨てられていたのは紙オムツ 福岡
FBS福岡放送
3日、ゴールデンウィーク後半が始まり、県内各地は多くの人で賑わっています。一方、観光客が集中しすぎる「オーバーツーリズム」の問題に対し、観光地では対策に乗り出しています。
■鬼丸ゆりか 記者 「福岡空港国際線の到着ロビーです。外国人観光客が続々と出てきています。」 3日、福岡空港の国際線ターミナルは、アジアを中心に多くの外国人観光客でにぎわっていました。 ■旅行客(韓国から) 「家族(で旅行)。僕はうなぎを食べに行きます。」 ■旅行客(韓国から) 「太宰府天満宮に行っていろいろ見たい。」 国内線の到着口では、ことしのゴールデンウイークを特別な思いで福岡で過ごす家族に出会いました。 ■アレックス・ラッシュさん(5月5日に挙式予定) (Q.目的は?)「(5日の)結婚式。そのほか、福岡の屋台やキャナルシティ(に行きたい)。妹以外(福岡に来るのは初めて)。」 現在、福岡に住むアメリカ出身のアレックス・ラッシュさんです。ラッシュさんの結婚式に合わせて、アメリカから両親や兄弟が福岡を訪れました。 ■妻・莉加子さん 「どんたくも見せたいし、機会があれば太宰府天満宮。日本らしい福岡らしいものを見せてあげたい。」
一方、高速道路は、ふるさとや行楽地などへ向かう車で混雑しました。 ■中村安里フィールドキャスター 「午前9時45分、筑紫野IC付近の上空に来ています。熊本方面の下りが混雑しているように見えます。」 NEXCO(ネクスコ)西日本によりますと、九州道下りは午前中、鳥栖ジャンクション付近を先頭に最大32キロ、上りは正午過ぎ、古賀サービスエリアから小倉南インターチェンジの間で最大28キロの渋滞が発生しました。
■中村フィールドキャスター 「どんたくのメイン会場ではパレードが行われています。パレードの両側は観客でいっぱいです。」 3日に開幕したゴールデンウィーク恒例の「博多どんたく港まつり」です。 快晴の天気に恵まれた福岡市の3日の最高気温は24.1度でしたが、日差しの強さもあって汗ばむ陽気となりました。 ■どんたくパレード出演者 「とっても楽しいです。暑いですけど頑張ります、最後まで。」 ■別の出演者 「拍手とか手を振ってくれて、自分たちもすごく楽しい気持ちになる。活気があっていい。」 パレードや演舞台には、2日間で675団体、2万6400人あまりが出演し、博多の街を盛り上げます。 ■訪れた人(北九州から・60代) 「孫がダンスでパレードに出る。家族が集まって孫の成長を見られてうれしい。楽しみ。」 ■訪れた人(広島から・60代) 「(Q.どんたくの何が好き?)雰囲気。(あの橋が)最高にいいよ。」 ことしは5年ぶりにどんたくに欠かせないものが復活しました。