【イベントレポート】「あのクズ」玉森裕太が沼らせ男に、奈緒は「“沼森さん”とも呼んでます」
TBS秋ドラマの出演者が一堂に介する「TBS DRAMA COLLECTION 2024 AUTUMN」が10月5日に東京都内で開催。火曜ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」から奈緒、玉森裕太、岡崎紗絵、渡部篤郎が出席した。 【写真】沼らせ男を演じた“沼森さん”こと玉森裕太 本日10月8日22時に放送が始まる本作は、プロボクサーを目指すアラサー女子が恋にもボクシングにも本気で向き合うラブコメディ。奈緒が結婚式当日に婚約者に逃げられた主人公・佐藤ほこ美、玉森が結婚式のカメラマンとしてほこ美と出会う金髪の男・葛谷海里を演じ、岡崎がほこ美が通うジムのトレーナー・羽根木ゆい、渡部篤郎がゆいの父親でジムの会長・羽根木成に扮している。 ほこ美は「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」という思いで、自分を変えるためボクシングに励んでいくキャラクター。奈緒は、その性格を「とってもまっすぐで、不器用で、本来だったら、恋愛とボクシングの2つを追いかけるのはとても苦手な女の子のはず。七転び八起きでどん底からスタートして、転んでも立ち上がるような芯の強い女の子です」と紹介する。 “全女子を沼らせる男”という海里について、玉森は「まだ多くは語れない。回を追うごとにどんな人物かわかってくると思います。いろんな女子を沼らせるのはなかなか難しいな……と思いながらやらせてもらってます」と吐露。一方で「海里は“沼らせ男”ですか?」とMCから聞かれた奈緒は「はい!」と即答し、「自信を持って沼らせ男だと言えます。海里さんは謎が多くてミステリアス。クールに見えて、たまに見せる笑顔や優しさに、女性をキュンとさせるような魅力がある。玉森さんご自身からにじみ出るものが海里さんにも出ていて、私は“沼森さん”とも呼ばせていただいてます」と話して、笑いを誘った。 ボクシング描写にもこだわっており、奈緒はクランクインの2カ月前ほどから練習を始め、撮影中も特訓を重ねていたそうで「プロボクサーを目指す役なので、もともとの体つきだと難しい。食事制限をして、ジムに通って、体作りをしました。本当のボクサーのような食事をしていました」と明かす。玉森とはたびたび食事制限の話題で盛り上がり、現場のスタッフからは2人が鶏のささみばかり食べていたという証言も。玉森は「奈緒さんはほこ美というキャラクターなんですが、ささみのことばかり考えすぎて、何回か“ささみ”さんって呼んでしまってました」と笑みをこぼした。 会見には日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」から神木隆之介、斎藤工、杉咲花、土屋太鳳、金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」から柳楽優弥、坂東龍汰、齋藤飛鳥、桜井ユキも出席。カプセルトイからランダムに出てきた質問に答えるコーナーでは、神木から玉森への「元気ですか?」というシンプルな質問が。玉森は「(質問は)以上ですか……?」と笑いながら、「元気です。気にかけていただきありがとうございます」と感謝し、神木も「お久しぶりです。よかったです」と笑顔を見せた。 最後に、奈緒は「チャーミングで力強い。まっすぐに人を信頼する心だったり、誰かに応援されることの素晴らしさを描いた作品です。ぜひぜひ観客席に座るように見守っていただけるとうれしいです」と呼びかけた。なお映画ナタリーでは「海に眠るダイヤモンド」と「ライオンの隠れ家」のトークの模様も別の記事でレポートしているのでチェックしてほしい。 「あのクズを殴ってやりたいんだ」は毎週火曜22時よりオンエア。脚本には泉澤陽子と鹿目けい子、演出には岡本伸吾、石井康晴、小牧桜が名を連ねた。