常盤公園で17回目のファンタジア開幕、冬の夜彩る光と音のショー【宇部】
常盤公園の冬を彩る「TOKIWAファンタジア2024」が24日、ときわ遊園地で開幕した。最新鋭のデジタル技術による光と音のショーが夜の遊園地を幻想的に照らしている。ときわミュージアム「世界を旅する植物館」のナイトミュージアムも同時開催している。来年1月13日まで。 毎年、宇部市内外から多くの人が訪れ、冬の風物詩となっている。17回目となる今年は、会場内のイルミネーションの装飾を一新し、過去最大規模に仕上げた。 芝生広場で点灯式があり、ときわ公園まつり実行委員長を務める篠﨑圭二市長が「この冬にしか体験できない常盤公園を家族、友人、仲間と楽しみ、冬の夜の思い出をつくってほしい」とあいさつ。冬にちなんだハンドベル演奏などもあった。 川上中と厚南中の生徒4人が点灯ボタンを押すと、園内に暖かい光がともり、来園者から「すごい」「きれい」といった歓声が上がった。「過去一番」といった声も聞かれた。 芝生広場の全面を使ったプログラミングショーは、オリジナル楽曲に合わせて15分ごとに上映。クリスマスと正月は特別バージョンに変わる。風車の丘にはチョウの羽をモチーフにしたオブジェを設置し、その周辺を光り輝く風車で囲っている。市内の幼・保育園から募集したメッセージカードを使ったランタンプロジェクトを用意。期間中は、遊園地の夜間営業、キッチンカーの出店、SNSフォトコンテストもある。 時間は午後5時半~9時半(最終入場は9時)。料金は1人1000円。期間中の金土日・祝日に開催するナイトミュージアムは400円で、2会場セットは1200円。高校生以下は無料。12月31日、1月1日は休園する。