男鹿市の船越地区に新たな観光ホテルがオープン!外国人観光客向けのサービスも 滞在型の観光推進へ
ABS秋田放送
男鹿市の船越地区に、観光客を主なターゲットにした新しいホテルがオープンしました。 海外からのインバウンドなど観光客が増えている男鹿市は、宿泊施設の不足が課題となっていましたが、相次ぐホテルのオープンを契機に「滞在型」の観光を推し進めたい考えです。 秋田市側から向かうと、男鹿エリアの玄関口にあたる船越地区。 このエリアに、新たな観光ホテルが、25日、オープンしました。 去年廃業した宿泊施設を改装した「ホテルパークテラスOGA」は、観光客向けのホテルとして生まれ変わり、25日に内覧会が開かれました。 1泊の値段は、1人あたり1万3000円から。 客室は全部で20部屋あり、すべての部屋から日本海をのぞむことができます。 外国人観光客向けのこんなサービスも。 水戸谷卓 記者 「こちらのQRコードを読み込んで表示される施設案内は、109の言語に対応しているということです」 男鹿市を訪れる外国人観光客は、年間約1万人。 利便性を高めることで、リピーターを増やしたい考えです。 去年、男鹿市には、延べ210万人ほどが訪れました。 しかし、宿泊した人はそのうちの1割にも満たない状況です。 男鹿市は、数日間、半島を周遊してもらう「滞在型」の観光客を増やしていきたい考えです。 男鹿市 観光課 木村高志 課長 「男鹿市の観光振興の目指すところとしましては、市内での観光消費額を拡大していきたいというのがひとつございます。という意味でも市内に宿泊していただいて、より多く楽しんでいただいて、いっぱい市内の事業者の方にも経済波及効果を図ってまいりたいっていうのが目指すところでございます」 成田亮 統括マネージャー 「県外からの旅行者のみなさまにご利用いただければと思っております。それ以外にも、ビジネスでのご利用であったりとか、あとは地域の方とかにお食事であったり、会議のスぺースとしてのご利用をいただければと思っております」 「ホテルパークテラスOGA」には、キャンプスタイルの宿泊体験ができるグランピング施設も来春オープンする予定です。