ロシア、ウクライナ北東部ハリコフの印刷工場をミサイル攻撃 7人死亡
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【閲覧注意】ロシアは5月23日、ウクライナ北東部ハリコフをミサイル訳15発で攻撃し、印刷工場で7人が死亡した。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアの攻撃に対抗する軍事支援を十分提供していないとして西側諸国を非難した。ハリコフのテレホフ市長によると、地対空ミサイル「S-300」が命中したのは勤務時間中だったという。 ロシア軍は23日、ウクライナ東部ハリコフをミサイル攻撃。印刷所で少なくとも7人が死亡した。 ゼレンスキー大統領は西側の軍事支援が不十分だと訴えていた。 ハリコフは120万人が住む都市。ロシア軍は数カ月、攻撃を続けている。 ロシア軍は2週間ほど前、周辺の北部地域への地上攻撃を開始。ウクライナ政府によれば、この攻撃は現在、2つの攻撃線で停滞している。 市長によれば、ハリコフと近隣の集落にミサイル約15発が撃ち込まれた。 ハリコフのテレホフ市長 「ロシア軍は印刷工場を攻撃した。業務用書籍の印刷工場だ。地対空ミサイルS-300が命中したのは、残念ながら勤務時間中だった。人々が働いていたところを直撃した」 州知事によると、被害のあった地域や周辺に軍事施設はなく、28人以上が負傷。 ゼレンスキー大統領はソーシャルメディアで、防空システムの支援が不十分だと西側諸国を批判。ウクライナが、同盟国の兵器でロシア領内の軍事施設を攻撃できるよう求めた。 米国からの軍事支援は届き始めているが、ウクライナ軍は押し込まれている。