【明治神宮大会】福岡大が攻守にかみ合い初戦突破 オリックス2位指名寺西成騎ら好投手打ち崩す
<明治神宮大会:福岡大7-2日体大>◇大学の部1回戦◇20日◇神宮 11年ぶりに出場した福岡大(九州3連盟)が日体大(関東5連盟第2)に快勝し、初戦を突破した。 オリックスからドラフト2位指名を受けた寺西成騎投手(4年=星稜)から得点するなど、相手好投手陣攻略で15安打7得点と圧倒だ。2安打3打点の活躍だった3番田中颯悟内野手(4年=大分)は「後輩の朝吹が頑張っていたので、なんとかしてやろうと思った」と声を弾ませた。4点を奪った1回の四球を挟む5連打などの猛攻に、堀壮太監督(43)も「もうイメージは全くしてません。もうリーグ戦からも九州選手権もあんな試合は多分なかったと思うので」と驚きを隠せなかった。 投げては、春秋リーグ連続MVPの最速150キロエース右腕、朝吹拓海投手(2年=神村学園)が、自慢のカットボールなど多彩な変化球で翻弄(ほんろう)して7回6安打1失点で勝利を呼び込んだ。 22日準々決勝で青学大(東都大学野球連盟)と対戦する。