60歳・倪夏蓮は自身6度目の五輪出場へ 男女各17名が新たにパリ五輪出場権を獲得
6月11日および6月18日に発表された世界ランキングの順位により、世界ランキング推薦によるパリ五輪シングルス出場資格獲得選手が決定した。 2024年夏に開催されるパリ五輪の男女シングルスへの出場権はこれまで、パリ五輪団体戦出場チームに2枠ずつ、各大陸予選を通過した選手に与えられていた。 世界ランキング推薦は、上記の条件を満たさなかった選手の中から世界ランキングの上位の選手が推薦される仕組みで、1協会あたり最大2名まで出場資格が与えられる。 まずは、アフリカ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オセアニア(男子のみ)の各大陸の世界ランキング(6月11日時点)上位1名ずつが出場権を与えられ、男子はクアドリ・アルナ(ナイジェリア)やキリル・ゲラシメンコ(カザフスタン)、女子はアドリアーナ・ディアス(プエルトリコ)らが出場資格を手にした。 次に、大陸関係なく世界ランキング(6月18日時点)の男子上位12名、女子上位13名ずつに推薦による出場資格が与えられ、男子ではリアム・ピッチフォード(イギリス)やノシャド・アラミヤン(イラン)、女子ではソフィア・ポルカノバ(オーストリア)や倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)らが出場権を獲得した。また、現在60歳の倪夏蓮は自身6度目の五輪出場となる。 世界ランキング推薦による出場資格獲得者は下記のとおり。
男子シングルス
<大陸別出場枠> クアドリ・アルナ(ナイジェリア) ニコラス・ブルゴス(チリ) キリル・ゲラシメンコ(カザフスタン) アルバーロ・ロブレス(スペイン) WANG Roger(ニュージーランド) <世界ランキング推薦> リアム・ピッチフォード(イギリス) オビディウ・イオネスク(ルーマニア) ノシャド・アラミヤン(イラン) ダニエル・ハベソーン(オーストリア) エドゥアルド・イオネスク(ルーマニア) ブライアン・アファナドール(プエルトリコ) マーティン・アレグロ(ベルギー) アルベルト・ミーノ(エクアドル) イブラヒマ・ディアウ(セネガル) ダニエル・ゴンザレス(プエルトリコ) ルカ・ムラデノビッチ(ルクセンブルク) セドリック・ヌイティンク(ベルギー)