各地で夏支度 埼玉・春日部市で「麦わら帽子」生産ピーク 愛媛では伝統工芸品の「風鈴」飾り付け
日テレNEWS
関東でまもなく迎える梅雨のシーズン。その後にやってくる夏に向けた準備が各地で始まっています。麦わら帽子が特産品の埼玉県春日部市では、専門店にさまざまなデザインの麦わら帽子が並びます。田中帽子店では、今年は暑くなるのが早かったため、去年より早い時期に注文が殺到し、約2倍の生産量になっているといいます。1日に約300個作っても、生産が追いつかないというほど。職人の手で、ひとつひとつ縫製しているということです。 愛媛県松山市では雨が降る中、夏支度を始めていました。地元の高校生らが飾り付けていたのは「風鈴」です。訪れた観光客に涼やかな音色を届けようと約200個の風鈴が飾られました。風鈴はすべて愛媛県の伝統工芸品である「砥部(とべ)焼」で、柔らかい音色が特徴。風鈴には、一般の観光客や地元の高校生などによる俳句が書かれた短冊もついています。風鈴は8月末まで飾られるということです。 一方、先週の記録的な大雨で被害を受けた地域では、6日も片付け作業が続いていました。また、静岡市の市街地と山間部にある梅ヶ島温泉をつなぐ県道29号では、6日朝に土砂崩れが発生し、住民や温泉の宿泊客などに影響が出ています。 ※詳しくは動画をご覧ください。(6月6日放送『news every.』より)