青森テレビ

〈秋季高校野球東北大会　決勝　聖光学院対青森山田　20日　福島・ヨークいわきスタジアム〉 【写真を見る】【速報】2連覇狙う青森山田が聖光学院と決勝　聖光学院が青森山田に競り勝ち7年ぶりの東北王者に【随時更新・秋季高校野球東北大会】（午後0時40分更新） 聖光学院が青森山田に3対2で競り勝ち、7年ぶりの東北王者となった。2対2で迎えた7回、聖光学院は1死一、三塁のチャンスで3番菊地政善が三遊間を破る勝ち越しの適時打を放ち、リードを奪い、そのまま逃げ切った。 試合は2連覇を目指す青森山田が初回、2死から3番佐藤隆樹が右安打で出塁すると、4番蝦名の左安打で続き、5番菊池伊眞が四球を選んで満塁に。このチャンスに6番伊藤が中前適時2点打で先制に成功した。 対する聖光学院は2回無死二、三塁で6番石澤の適時打で1点をかえすと、続く7番仁平の打席で、スクイズを外される間に、飛びだした三走坂元が送球をくぐり抜け本塁に生還（記録は盗塁）。同点に追いついた。 3回から青森山田はリリーフに菊池統磨を投入。聖光学院先発の大嶋とスコアボードに5回まで0を並べた。 聖光学院は2対2の6回に無死一、三塁のチャンスをつくるも、ここで青森山田がエース下山を投入。下山は聖光学院の6番石澤、7番仁平、8番小林に仕事をさせず、無失点で切り抜けた。 ここまでの勝ち上がりは、青森山田が初戦（8〇2古川学園）、準々決勝（4〇0東日本国際大昌平）、準決勝（4〇1花巻東）。 聖光学院は初戦（5〇1能代松陽）、準々決勝（3〇2仙台育英）、準決勝（7〇1山形中央）。 来春のセンバツは東北地区の出場枠は3枠。秋の東北大会はセンバツ出場にむけた重要な参考材料とされ、決勝進出した2校はすでに出場を「濃厚」としている。