【日本ハム】交流戦MVPの水谷瞬「交流戦だけと言われたくない」新庄監督には笑顔で「誰のおかげ?」受賞会見出席
「日本生命セ・パ交流戦」で最優秀選手賞(MVP=賞金200万円)に輝いた日本ハム・水谷瞬外野手(23)が21日、エスコンフィールドでの受賞会見に出席。「まだ実感がないというか…。たくさんの素晴らしい選手がいる中で選んでいただいたことに対してありがたい気持ちと、自分でいいのかという気持ちと、いろいろな複雑な気持ちがあります」と率直な思いを口にした。 【写真】会見でガッツポーズをみせた水谷 昨年12月の現役ドラフトでソフトバンクから加入し、交流戦では歴代最高打率4割3分8厘で首位打者を獲得。前年まで1軍出場ゼロの選手のMVP受賞は初となった。一躍、大ブレイクを果たした18試合については「たまたま交流戦の時期に、結果が残っただけだと思う」と謙虚に振り返り「1軍の試合に毎日出る大変さもわかりました。光栄な賞をいただいたんですけど、シーズンはまだ前半戦も終わっていない。『交流戦だけだった』とは言われたくないので、また一段と気を引き締めてやっていきたい」とさらなる飛躍を誓った。 球団の打者で同賞を受賞するのは初。新庄監督からは「おめでとう。誰のおかげ?」とジョーク交じりに温かく祝福された。今季の推定年俸は560万円。賞金200万円の使い道を問われると「何も欲しい物はないですし、新しく何かを買うつもりもない。母に贈ろうかなと考えています」と笑顔で話した。
報知新聞社