【新車】待ちに待ったぞ! W230の国内モデルが11月20日に64万3500円で発売!
軽快な走りを生む車体
フレームは新設計のスチール製セミダブルクレードルタイプで、剛性を最適化しつつ軽量化することに成功。理想的なディメンションとフレームとスイングアームのねじれ剛性と横剛性を低く抑えることで、軽量化と同時に軽快で自然なコーナリング性能を実現。それにより、優れた直進安定性と、軽快で扱いやすいハンドリングを両立している。 足回りはフロントが直径37mmの正立タイプフォークに、18インチ径のホイールの組み合わせ。リアはプリロードを5段階に調整できるツインショック+楕円断面スイングアームに、17インチ径のホイールを組み合わせる。また、ブレーキは前後シングルディスクとされている。
Wらしいデザインと快適な乗り心地
デザインはディアドロップ型のタンクを中心に、ボリューム感のあるサイドカバーやパイピング仕上げのシートを組み合わせてWシリーズらしいクラシカルなデザインに仕上げられる。ヘッドライトはLEDだが、メッキ仕上げのベゼルを採用した丸型としたことでWのデザインにマッチ。リアフェンダーにクラシカルなステーで取り付けられるテールライトや、大きめの丸型ウインカーなどもWらしい雰囲気を生み出すのに一役買っている。 ポジションは高めのハンドルを採用したアップライトなもので、シート高は745mmと低めに設定されているので足つき性は良好だ。また、タンクはニーグリップ部分を絞ったニーグリップしやすい形状で、コントロール性や乗り心地をのアップに貢献している。シート下に配置されたラバーやステップのラバーパッドと振動吸収ウェイト、ハンドルバーのバーエンドウェイトによって、不要な振動を低減して心地よい鼓動感を楽しむことができる。
カスタム素材としての可能性も広がる
いわゆるネオクリシックカテゴリーのバイクは、250ccクラスには国内メーカーはしばらく投入していなかった。そこに投入されるW230とメグロS1は、車検のない250ccクラスということもあり、カスタムベースとしてもユーザーからショップまで注目しない訳がない。 W230とメグロS1には、発売前から販売店には多くの問い合わせがあったという話も聞くので、発売からしばらくは品薄になる可能性もある。また、カスタムパーツメーカーは発売と同時に、様々なカスタムパーツをリリースすることだろう。Webikeでは車両情報もパーツ情報もどんどん掲載していくので、常にチェックしておいて損はないはずだ。
W230主要諸元(2025)
・全長×全幅×全高:2125×800×1090mm ・ホイールベース:1415mm ・シート高:745mm ・車両重量:143kg ・エジンン:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒232cc ・最高出力:13kW(18PS)/7000rpm ・最大トルク:18N・m(1.8kgm)/5800rpm ・燃料タンク容量:11L ・変速機:6段リターン ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=90/90-18、R=110/90-17 ・価格:64万3500円(税込価格)
後藤秀之