強く降りだした雪に本格的な冬の到来を感じながら、青森市中心部を行き交う市民＝18日午後2時46分、新町1丁目

　冬型の気圧配置となった青森県内は18日、今季一番の冷え込みとなり平野部でも今シーズン初めての積雪が観測された。青森地方気象台によると、同日午後9時現在の各地の積雪は、平川市碇ケ関11センチ、弘前4センチ、青森市大谷（青森空港）12センチ、同市酸ケ湯61センチなど。 　上空1500メートルに12月上旬並みの寒気が流れ込んだ。同気象台は18日夕、津軽や三八上北の一部に大雪警報を発令した。 　青森市の雪は午前中から降ったりやんだりを繰り返し、中心街では午後2時半ごろからひときわ強く降り始めた。行き交う市民は多くがコートやダウンジャケットを着込み、強まる冷え込みと雪に肩をすくめながら本格的な冬到来を実感していた。 　同気象台によると、19日午後6時までに予想される24時間降雪量は、多い所で山沿い50センチ、平地15センチ。