ズワイガニ大漁を祈り 鳥取県内の3漁港で出港
6日のズワイガニ漁解禁を前に鳥取県内の3漁港で5日、底引き網漁船がそれぞれの漁場に向けて出港した。このうち鳥取市の鳥取港からは4隻が出港し、家族や地元の小学生らが見送った。 賀露小3~6年の児童約70人が、トランペットや鍵盤ハーモニカなどで「賀露健児の歌」など3曲を、1隻ごとに船の前で演奏し、船員らの無事と大漁を祈った。出漁の際には船に手を振りながら「おいしいカニ取ってきてね。いってらっしゃい」と大きな声で送り出していた。 児童らの声援を受け、第一正東丸の船本達也船長(41)は「たくさん取って帰ってきたい」と意気込み、漁場に向かった。 ズワイガニ漁は6日午前0時に解禁され、初競りは3漁港とも7日を予定している。
日本海新聞