6月から受付開始 配達弁当「ハマ弁」の気になるメニューは
7月1日から横浜市の一部の中学校で開始する配達弁当「ハマ弁」の注文受け付けが6月1日に始まった。給食の提供がない横浜市の公立中学校では、昼食は家庭で用意した弁当を持参するのが基本。しかし、共働き世帯の増加や就労形態の多様化などから弁当作りが難しい家庭も増え、多くの保護者から給食実施を要望する声が上がっていた。 給食センターの建設用地や財政的な課題から、横浜独自の対応策として導入される「ハマ弁」は、メインのおかずを2種類から選べることや、ご飯の量を選べること、ご飯と汁物が温かい状態で提供されることが特徴。JTBグループ企業の株式会社JMCが統括し、株式会社わくわく広場、株式会社美幸軒、ハーベスト株式会社、エンゼルフーズ株式会社の4社の協力で献立作成や衛生管理、弁当製造、配達・回収などを行う。 ごはん・おかずのみ360円、汁物付き390円、牛乳付き440円で提供されるメニューは、煮込みハンバーグ、かつ煮、キーマカレー、タンドリーチキン、たらのカレームニエル、さばの香味焼き、サーモンのクリーム煮など。スープもコーンたっぷりポタージュ、いんげんとハムのチーズスープ、焼きあごだしのすまし汁と、バラエティに富んだメニューが並ぶ。 注文はホームページ から、1カ月前~7日前まで1日ごとに受け付ける。第1期実施校は青葉区・緑区・都筑区の計12校で、2017年1月までに市内の全校で実施予定。 (齊藤真菜)