ウィリアム皇太子、ロイヤルファミリーが集まる礼拝を急きょ欠席 堂々出席のアンドルー王子への批判が殺到
現地時間2月27日(火)にウィンザー城のセントジョージ礼拝堂でギリシャの最後の国王コンスタンティノス2世への感謝の礼拝が行われた。ウィリアム皇太子も出席する予定だったが、急きょ欠席したことが明らかになった。英国王室は「個人的な理由」だと説明している。詳細は明らかにしていない。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
そのためキャサリン皇太子妃の健康問題ではないかと心配する声も上がっている。皇太子妃は1月に腹部の手術を受け、現在も療養中。今回の礼拝も当初から欠席する予定だった。関係者は皇太子の欠席と皇太子妃の療養は関係ないとコメント。雑誌『ピープル』に「皇太子妃は引き続き快方に向かっている」と証言している。
コンスタンティノス2世は昨年1月に82歳で逝去した。礼拝には未亡人であるアンナ=マリア王妃(写真右)と息子のパウロス皇太子、その夫人であるマリー・シャンタル皇太子妃も出席した。ウィリアム皇太子は礼拝で朗読を行う予定だった。礼拝に先立って故国王の家族たちには欠席する旨を伝えていたという。ちなみにコンスタンティノス2世の父パウロス1世はフィリップ王配の従兄。コンスタンティノス2世はチャールズ国王と親しく、ウィリアム皇太子のゴッドファーザーでもあった。
礼拝にはカミラ王妃やアン王女、ベアトリス王女やユージェニー王女、アン王女の娘のザラ・ティンダルとマイク・ティンダル夫妻、マーガレット王女の長女レディ・サラ・チャットらロイヤルファミリーが集まった。チャールズ国王はロンドンでがんの治療を受けるため欠席だった。
この出席者の中に、アンドルー王子がいたことが現在物議を醸している。ご存知の通り王子は性犯罪者のジェフリー・エプスタインとの関係を批判され、公務を引退中。しかし王子はこの礼拝に出席、しかも元妻のセーラ元妃と共にロイヤルファミリーの先頭に立って礼拝堂に向かった。今回の礼拝は公務ではないが、SNSにはアンドルー王子が堂々と出席したことへの批判が殺到。ロイヤルファミリーのイメージダウンにつながると懸念する声も上がっている。ちなみに新聞「エクスプレス」によるとコンスタンティノス2世の家族が王子を招いたという。
2019年にインタビューを受け、エプスタインとの関係について釈明した王子。被害者の女性たちへの同情の言葉をまったく口にしなかったことから国内での批判が高まり、公務を退くことになった。礼拝に出席した王子への反応を見ると、今も批判はまったく和らいでいないよう。チャールズ国王やウィリアム皇太子、キャサリン皇太子妃といったいつも注目を集めるメンバーが不在だったことで、王子への反感が改めて露わになったといえそう。