大阪・道頓堀のグリコ看板、現看板の最終点灯日は8月17日。これまでの看板の歴史振り返り
地元市民や観光客ら「あの看板が懐かしい」
4月の看板リニューアル発表以来、観光客らが看板との記念撮影を楽しみ、7日夜は外国からの観光客が集団で撮影するなど周辺は多くの人らでにぎわっていた。泉佐野市から来ていた男性(29)は「自分が子どものころからこれやった。次の看板のデザインが気になる。新聞で『あべのハルカスか』って書いてたけど、どうせやったら目立つものに変わってほしい」と話す。大阪市生野区の男性(65)は「カラオケで上田正樹とかやしきたかじんの大阪の歌を入れたら、映像に必ずこれが出てくんねん。今度からはそれが懐かしくなるんやろな。あと、前に阪神が優勝した時(1985年)にカーネルおじさんが川に放り込まれて、探偵!ナイトスクープで、この看板を目印にカーネルおじさんを探してたんも懐かしいわ」などと話していた。
次はどんなデザインに?
現在の5代目は、約16年にわたり道頓堀を彩り、街の様々な移り変わりを見つめてきたが8月17日に役目を終える。同社の広報担当者は「次のデザインは」との問いに「まだ決まっていません」と話している。6代目の登場は秋ごろの予定だが、次はどのようなデザインに生まれ変わるのだろうかが注目される。