秋元康プロデュースの新ガールズグループ「Rain Tree」が誕生!シングルは選抜制に
秋元康氏が総合プロデュースする新ガールズグループの制作発表会が、10月8日に恵比寿ガーデンルームにて開催。2025年1月に「Rain Tree(レインツリー)」としてデビューすることが発表された。
2023年4月からスタートし約半年間にわたり行われてきた、秋元康氏が手掛けるIDOL3.0PROJECTオーディション。約1万人の応募の中から各種審査を経て最終審査に残った候補者のうち、WHITE SCORPIONとしてデビューした11名には選ばれず、惜しくもデビューに届かなかった17名のメンバーで結成。「FINALIST」として活動を行い、株式会社オーバースの所属タレントとしてデビューを目指していた。 そしてこのたび、2025年1月に「Rain Tree」としてデビューすることが決定。メンバーにもサプライズの発表だったようで、泣きだす人も。コトリは「まさかこういうサプライズをしてもらえるとは思っていなかったので……いや、正直期待しちゃってたんですけど(笑)」と心のどこかでデビュー発表されるのではないかと期待していたことを明かす。 同じくタマも「落選してから丸1年が経ち、記者会見の場が設けられたということで、みんな“何かあるんじゃないか”と期待していました」と言いつつ、「ですが、期待しても何も起こらないことが何度もあって、今日も期待しないでおこうと思っていました」と辛かった日々を振り返る。しかし、こうしてデビューが決まり「この1年間、ひとりも欠けずに頑張って来れて良かったと思います。ありがとうございます!」と声を震わせながら深い感謝を語った。 グループ名の由来は、雨になると葉を閉じる「レインツリー」から。雨の中、葉を閉じてじっと耐え、日が出ると葉を開く。その葉に溜まった雫は地面へと零れ落ち、自らとその下に集まる生命に生きる力を与える。苦難に耐え抜く強さで、自らんも周りにも大きな力を与える、そんな力強く優しい存在になれるようにと命名された。 このグループ名について、マキは「私たちのことを色々考えてくれて付けてくださった名前だと思います。ステキな意味がたくさん込められていて、この名前に恥じないようなステキなグループが作っていけたら」と気合いが入ったコメントを述べた。 そんなRain Treeは、シングルごとにメインメンバーを選考するセクションを実施。常に進化・変化・成長するグループを目指していくとのこと。これに関しては、結成から1年間、ずっと一緒に頑張って来たメンバーたちから戸惑いの声が上がる。 サナは「みんなで頑張って来た思いが強いので、心苦しいところはあります。本当にみんな仲が良くて、お互いに支え合える人たちなので、これからも支え合ってレッスンを重ねていきたいと思います」と辛い気持ちはあるものの、それでも力を合わせて頑張っていきたいと意気込みを。マリオは「デビュー曲は全員で歌えると信じていたので、悲しい部分はあります」と涙を浮かべて複雑な心境を吐露しつつ、「“レインツリー”ということで、涙の分だけ強くなるグループだと思います。流した涙の分だけ強くなって、大きくなって、この世の中に元気・勇気を与え、応援してもらえるグループになっていければ良いなと思います」と力強く意気込んだ。 会見後の質疑応答では、グループの展望などが質問に上がった。「どんなグループにしたい?」という問いに、カワチャンは「シングルでは17人全員で歌えないけれど、気持ちは全員で、今までの悔しい思いを胸に高め合っていく。ずっと仲良く活動してきたので、この仲の良さが皆さんに伝わるような愛のあるグループで、皆さんにも愛を感じてもらえるようなグループになれば良いなと思います」とアピール。 これまで応援してくれたファンへのメッセージを求められると、ニイは「オーディションが落ちた日からこれまでずっと応援していただいて、ファンの方がいなかったらここに残っていなかったし、みんなが応援してくれているから頑張ろうと思えました。デビューしてからもずっと応援してもらえるようにみんなで頑張っていきたいです」と涙ながらにファンへの感謝を語った。