大谷（左）に続いて山本（右）とも契約合意したドジャースが、優勝オッズの１番人気に躍り出た。写真：滝川敏之

“日本人最強コンビ”誕生で、注目度は高まる一方だ。 　今オフに大谷翔平を獲得したロサンゼルス・ドジャースに、熱い視線が注がれている。現地12月21日には、オリックスからポスティングでメジャー移籍を目ざしていた山本由伸との“W獲り”が報じられ、４年ぶり８度目の世界一に向けて期待が膨らむ。 【PHOTO】MVPは山本由伸と村上頌樹！2023年のプロ野球を締めくくる年間表彰式「NPB AWARDS 2023」を特集！ 　夢のタッグを実現させたこの名門球団について現地22日、ニューヨークの日刊紙『New York Post』は、「ヨシノブ・ヤマモトとの契約により、ドジャースがワールドシリーズ（WS）の優勝候補に」と題した記事を掲載。「すでにオフシーズンの勝利を宣言しているドジャースは、明らかにWSの優勝候補だ」と伝えた。 　記事によると、FA開始前の11月時点でドジャースは、米大手ブックメーカー『BetMGM』の優勝オッズが「+800（100ドル賭けて900ドル獲得）」の２番人気だったという。しかし現在は、「+550（100ドル賭けて650ドル獲得）」の１番人気となっており、他の米ブックメーカー『FanDuel』でも「+400」と圧倒的な高評価を受けている。 　 　大谷との契約後には、タンパベイ・レイズからタイラー・グラスノー投手をトレードで獲得と、ドジャースの補強は着々と進んでいる。こうした動きを踏まえて同紙は、「全球団で最も経営がうまくいっているフランチャイズがドジャースであり、ヤマモト、オオタニとの契約により、彼らはいっそう豊かになっている」と評価した。 　2024年シーズンから同じユニホームを纏って共闘する大谷と山本。彼らとドジャースの活躍が今から楽しみでならない。 構成●THE DIGEST編集部