広くてバキバキな背中を披露しボディコンテスト優勝 チンニングで鍛え上げた逆三ボディでプロカード獲得
全体的な筋肉量と逆三角形のシェイプ、絞り、バランスが評価されるフィジーク。8月25日(日)に宇治文化センターで行われた『サマースタイルアワード 京都予選&ROOKIE CHALLENGE CUP京都予選』では、フィジークで豊田拓実(とよだ・たくみ/31)さんが逆三角形のシェイプを披露し、見事優勝。プロ選に出場する権利が得られるプロカードを獲得した。 【写真】豊田拓実さんの「広くてバキバキ」な背筋
「筋トレは昔から好きでずっと続けていました。学生時代に筋トレをはじめて、身体が変わっていくことに楽しさを感じて、続けていました。そんなときにボディコンテストの存在を競知って本格的にはじめるようになりました」 コンテストに出場する選手をみて「カッコ良い!」と思い、2018年からコンテストに参加するようになった豊田さん。 コンテスト出場するようになって、生活と仕事との両立が大変だったと語る。 「自分が好きでやっていることなので、とにかく周りに迷惑をかけないことを意識していました。コンテスト出場をするために、職場のトレーニング仲間のサポートや彼女の献身的なサポートがあり、とても感謝しています」 大きく広がった広背筋が印象的な豊田さんに背中のトレーニングをうかがった。
「背中のトレーニングは力を入れています。特にチンニングですね。メニューとしては、広背筋を意識して、20kgを加重した状態でチンニングを10回3セット、15kgを加重して10回3セット、そして10kgまで落として10回3セット、最後は自重で限界まで追い込むという方法でやっています」 「今回のコンテストでプロカードを獲得できたので、12月のプロ戦に向けて今後も頑張りたいと思います」 【SSAアンチドーピング活動】SSA(サマー・スタイル・アワード)はJBBF(公益社団法人日本ボディビル・フィットネス連盟)とアンチドーピング活動について連携を図って協力団体となり、独自にドーピング検査を実施している日本のボディコンテスト団体である。全ての選手登録者はアンチドーピング講習の受講を必須としており、SSAから指名された場合はドーピング検査を受けなければならない。
取材:柳瀬康宏 撮影:岡 暁