攻撃陣の脅威が戻ってきたリヴァプール

豊富なタレントを擁するリヴァプール photo/Getty Images

リヴァプールはかつて、モハメド・サラー、サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノのフロントスリーを擁して多くのタイトルを獲得した。 世界トップクラスの火力を誇ったこの3人は、今ではサラーしかリヴァプールにおらず、完全に解体した。しかし、ダルウィン・ヌニェス、ディオゴ・ジョタ、ルイス・ディアス、コーディ・ガクポなど様々な特徴を持つ選手が今のリヴァプールにはおり、組み合わせの幅は広がっている。 豊富なタレント人を擁するリヴァプールの3トップは、昨シーズン圧巻の成績を残したアーセナルの3トップより脅威になると伝えているのは元リヴァプールのダニー・マーフィー氏だ。 「（ブカヨ）サカは（モハメド）サラーではない。彼は素晴らしい選手だが、サラーほどの数字を残していない。（ダーウィン）ヌニェスは（ガブリエウ）ジェズスよりも多くの得点をあげるだろう。（ディオゴ） ジョタもジェズスより得点するだろう。そして、（ルイス）ディアスはおそらく（ガブリエウ）マルティネッリと同等以上の得点をマークするだろう」（『TalkSPORT』より） リヴァプールの攻撃陣はリーグ戦で、サラーが10ゴール、ジョタが4ゴール、ヌニェスが4ゴール、ディアスは3ゴールをここまでマークしている。一方でサカは4ゴール、ジェズスは1ゴール、マルティネッリも1ゴールに終わっている。負傷離脱もあったアーセナルの攻撃陣だが、エディ・エンケティアが5ゴール、レアンドロ・トロサールが3ゴールを挙げており、アーセナルの攻撃を牽引している。 まだプレミアリーグも12試合しか経過していないため、ここからアーセナルの3トップが息を吹き返すことも十分に考えられる。 11月のインターナショナルブレイクで、各代表でも得点に関与し、好調なメンバーの多いリヴァプールの攻撃陣は大一番、マンチェスター・シティ戦でも爆発するのか注目だ。