神男をめがけてもみ合い!? 厄年のモノマネ芸人JPが奇祭「国府宮はだか祭」に参戦! 無事に神男に触れられたのか?
2024年2月22日(木)に愛知県稲沢市で行われた厄落としの奇祭「国府宮はだか祭」。今年が本厄のモノマネ芸人JPが、体当たりでリポートしました!
笹を担いで6時間歩く!?名古屋から国府宮までの12キロ
正式名称を「儺追(なおい)神事」と呼ぶ、国府宮はだか祭。約1250年前の奈良時代、称徳天皇の勅命により全国の国分寺で悪疫退散の祈祷が行われた際、尾張大國霊神社でも祈祷をしたことから始まったと伝えられています。 JPは、祭に参加できない人たちの厄除けの願いが込められた儺追笹を、はだか男たちが国府宮まで担いで奉納する神事「儺追笹奉納」から参加。出発場所は、国府宮まで約12キロ、歩くと6時間の名古屋市西区の比良地区「比良温泉」。最も長い距離を歩く参加者たちと一緒に、儺追笹を運びます。 午前7時。はだか男の準備をサポートする世話人たちは大忙し!JPも風呂に浸かり、身を清め、下帯を締めてもらいます。「ふんどしを締めてみて、もう逃げられない。もう覚悟が決まったみたいな感じ!」と笑顔のJP。胸元に入れたスルメは、道中にお酒を飲んだり、気分転換したりする時にかじるそう。 外に出ると気温は9.1℃。JPは祭の初参加組と集まり、気合を入れます!担ぐ笹には、JPの願い「テレビのレギュラーが決まる!」や「笑顔あふれる日々を過ごせますように!」(夏目みな美アナ)など、チャント出演者・スタッフの願いがしっかり結び付けてあります。 午前8時50分、総勢50名のはだか男たちと12キロ離れた国府宮に出発!最初は「きれい!歩く七夕って感じ!」と余裕を見せていたJPですが、歩き始めて10分で「寒いし、重いし」と披露困憊に。笹の重さは約2キロ。途中の休憩ポイントで、地域の方々が用意したカレーや豚汁を食べながら元気を回復して進みます!
儺追笹をまとめて一本に!約500キロの笹を団結して奉納
出発から1時間半で合流地点「五町公園」に到着。ここで西区の3地区が合流し、一気に大所帯になります。JPも「仲間が増えたから、皆と一緒に頑張ろうという気持ちになっています!」と意気込みます。 しかし、ここからは休憩地点なしで1時間以上歩き通し。中間地点のお昼休憩ポイントに到着した時はヘトヘトです!JPは炊き出しを食べながら、「ふんどし一丁で食べる豚汁ほどうまいものがないことを、40歳にして発見しました」と目を細めます。 ここで、今まで一人ずつ持っていた儺追笹をまとめて一本に束ねます。約240本の笹をひとまとめにした重さは約500キロ!はだか男たちが団結して大きな笹を運びます。 朝9時に名古屋市を出発して6時間半。午後3時30分、ついに奉納です!JPは「無事に奉納しました!比良から担いできたぞという気持ちを奉納できた。すっきりした!やりがいがあった」と感無量です。