リヴァプール劇的勝利で首位キープ 橋岡大樹がプレミアリーグデビューを飾る|プレミアリーグ 第27節 結果まとめ
現地時間3月2日から4日にかけて、プレミアリーグ第27節の10試合が行われた。 首位リヴァプールはノッティンガム・フォレストとのアウェーゲームに臨んだ。1984年10月の対戦以来、勝利を挙げていない敵地での戦いということもあってか、主導権を握って何度もゴールに迫りながらなかなか得点が奪えず、逆にカウンターから大ピンチを招く場面も多々あった。両チームともに得点が生まれず、スコアレスドローが見えてきた90+9分、CKの流れの中からアレクシス・マクアリスターが浮き球のパスを送り、途中出場のダルウィン・ヌニェスがヘディングシュート。これが決勝点となりリヴァプールが劇的な勝利を飾った。遠藤航はベンチスタートから60分に投入され、攻守両面で存在感を示した。 【動画|試合ハイライト】遠藤航が決勝点に関与! ノッティンガム・フォレスト vs リヴァプール 23/24シーズン プレミアリーグ 第27節 注目のマンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッドの“マンチェスター・ダービー”は、立ち上がりからマンチェスター・シティが相手を押し込んでいたものの、8分にGKアンドレ・オナナのフィードにブルーノ・フェルナンデスが抜け出し、折り返したボールをマーカス・ラッシュフォードが豪快に蹴り込みマンチェスター・ユナイテッドが先制する。しかしその後はホームチームが主導権を握り、後半に入って56分にはフィル・フォーデンがカットインから左足を振り抜き同点ゴール。80分にはフォーデンが再びゴールを奪って勝ち越すと、アディショナルタイムには相手のミスを突いた攻撃からアーリン・ハーランドがダメ押しゴール。マンチェスター・シティが3-1でダービーを制し、リヴァプールとの勝ち点1差をキープした。 3位アーセナルは最下位シェフィールド・ユナイテッドとアウェーで対戦。開始わずか5分、ゴール前でのパス回しからマルティン・ウーデゴーアが先制ゴールを挙げると、その後も相手を圧倒し、13分にOG、15分にはガブリエウ・マルティネッリの一撃で追加点。さらにカイ・ハヴァーツとデクラン・ライスにもゴールが生まれ、大量5点のリードを奪って前半を折り返す。後半に入っても攻撃の手を緩めず、58分にはベン・ホワイトが追加点。相手にほとんどチャンスを作らせず、6-0の快勝を飾ってリヴァプール、マンチェスター・シティとの勝ち点差をキープした。冨安健洋は今節もメンバー外だった。 ルートン・タウン vs アストンヴィラの一戦は、24分と38分にオリー・ワトキンスがゴールを決めてアストンヴィラの2点リードで前半を折り返す。ルートン・タウンは65分、CK後のゴール前での混戦の中からタヒス・チョンが押し込んで1点を返すと、72分にはFKからカールトン・モリスが押し込み同点に追いつく。その後もが押し込んでいたが、アストンヴィラは89分に右サイドからのクロスをリュカ・ディニュが頭で合わせて勝ち越しに成功。これが決勝点となった。橋岡大樹は53分に投入されてプレミアリーグデビュー。3バックの左ストッパーの位置に入って落ち着きのあるプレーを見せた。 ブレントフォード vs チェルシーは2-2の引き分け。ニューカッスルは3-0でウルヴスを下している。トッテナムはクリスタルパレスに先制を許したものの終盤に反撃し、ティモ・ヴェルナーの移籍後初ゴールに加えてクリスティア・ロメロ、ソン・フンミンにもゴールが生まれて3-1の勝利を収めた。 ブライトンをホームに迎えたフラムは、圧倒的にボールを支配されながらも守備陣が踏ん張り、スピーディーな攻撃から3点を奪って3-0と快勝した。ウェストハムはエヴァートンに先制されながらも3点を奪い返して快勝。ボーンマスは2-0でバーンリーに勝利している。
◉プレミアリーグ 第27節 結果
ブレントフォード 2-2 チェルシー エヴァートン 1-3 ウェストハム フラム 3-0 ブライトン ニューカッスル 3-0 ウルヴス ノッティンガム・フォレスト 0-1 リヴァプール トッテナム 3-1 クリスタルパレス ルートン・タウン 2-3 アストンヴィラ バーンリー 0-2 ボーンマス マンチェスター・シティ 3-1 マンチェスター・ユナイテッド シェフィールド・ユナイテッド 0-6 アーセナル
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