【全日本総合バドミントン2023】奈良岡功大、桃田賢斗、常山幹太が2回戦に進出!大林拓真は初戦で姿を消す<男子シングルス>
日本の頂点をかけて争われる第77回全日本総合バドミントン選手権(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)。大会2日目は、男子シングルス予選、各種目1回戦が行なわれた。ここでは、男子シングルスのダイジェストを紹介する。 【全日本総合バドミントン2023】男子シングルス・トーナメント表<随時更新> 【男子シングルス】 日本A代表の奈良岡功大(FWDグループ)、常山幹太(トナミ運輸)、そして桃田賢斗(NTT東日本)が参戦した男子シングルス。西本拳太(ジェイテクト)は棄権となったが、国内のトップランカーが日本一の座をかけてしのぎを削った。 第1シードの奈良岡は、明治大の武田航太を2-0で退け初戦を突破すると、常山、桃田もそれぞれ白星をつかみ2回戦に進出した。大会連覇をねらう桃田は「ちょっとタイミングが合わず、サイドにアウトになってしまう場面があった」と振り返ったが、東海興業の西野勝志を12本、14本に抑える快勝。常山は高校生を相手に2-0で勝利を飾ったが、「この大会は誰もが1回戦負けをしてもおかしくないと自分は思っている」と、前回大会で2回戦敗退を喫した経験から、気を引き締めて臨んだことを明かしている。 そのほか、初戦からB代表同士の好カードとなった渡邉航貴(BIPROGY)と村本竜馬(ジェイテクト)の勝負は、渡邉に軍配。同じくB代表の田中湧士(NTT東日本)もファイナルゲームを制して2回戦に進出。高橋洸士、秦野陸(トナミ運輸)も順当に初戦を突破した。 一方、11月の熊本マスターズジャパン(Super500)でベスト4に入った大林拓真(トナミ運輸)は、明治大の宮下怜に0-2で敗戦。第2ゲームの追い上げが届かず、無念の初戦敗退となった。また、代表返り咲きをねらう古賀穂(NTT東日本)は、武井凜生との同門対決に敗れ初戦敗退に終わった。
取材・文/バドミントン・マガジン編集部 写真/菅原淳